仕事のミスで反省文を書かせる職場は改善する必要がある

2019年7月26日

仕事のミスの度に反省文を書いていいる場合、良い反省文になっているか、あるいは意味を成さない反省文なのか検討する必要があります。

あなたの職場の反省文は意味のある反省文になっているでしょうか。

ミスの減少につながらない無意味な反省文をやめよう

意味の無い反省文を惰性で繰り返しているとしたら、確実に無駄なので改善するべきです。

例えば過去のJR西日本脱線事故では、ミスをした社員に反省文を大量に書かせていたことが判明しています。

日勤教育の内容が反省文を書かなくては運転させない、運転士手当ても上げないではお仕置きと同じではないか。お仕置きをいくらやっても運転士の技量は上がるわけがない。技能向上の教育を怠り、運転士を精神的に追い詰めたJR西日本の罪は限りなく重い。

引用 : JR西日本脱線事故;高見運転士20通の反省文

この例では反省文をたくさん書いた職場が、ミスの軽減につながらなかったことがわかります。

反省しますは意味がない

そもそも 「反省します」に意味が無いことを認識するべきです。

反省したり謝罪する行為は人間のモチベーションを下げる行為です。モチベーションが低い状態では良いパフォーマンスは出せませす。もちろん仕事でパフォーマンスがでないのも当然です。

この「反省文」の何が問題かは、本書を読むことで見えてきます。

反省文を書かせちゃだめっていうんじゃ、だったらどうすればいいか。ともかく簡単に反省させないようにしなければならない、ということです。いい悪いを乗り越えて、なぜそのような行動に至ったのかを考える。その際にやってはいけないこと。それは「正論を吐く」ということ。正論は相手を黙らせる力を持っています。黙らせることで内面を見つめる機会を奪います。黙らせてはいけない。責めるような態度ではなく、受容的な態度でその根本を探るようにすることが大切です。

引用 : 読書感想文『反省させると犯罪者になります』:他人に反省を促す無意味さと害悪について

反省文で反省や謝罪、例えば『ごめんなさい』や『二度とやりません』と書く行為にはまったく意味がありません。
ミスを減らすためには、なぜミスが起こったか原因を深堀りすることに意味があります。
原因をに対して、次のミス防止策を決め、実際に行動するのがミスの改善に重要です。

反省文がある職場は時代遅れ

『反省文を書く』というと反省を書かなければならない気分になりませんか?

この反省という行為、反省自体には意味がなく、ミスの減少にもつながらないだけでなく、人の内部的なモチベーションを向上させる効果もないことがわかっています。

反省を書かせている職場は、過去に作られた反省文を書かせるというパフォーマンスの悪いマネジメントスタイルを疑問を持たずに引き継いでいる可能性があります。

<問題を起こした団体のエライ人の記者会見の例>
「二度と/このようなことが/起こらないよう/再発防止策/
を検討したうえ/それに向け/努力して/参りたい/と存じます。」

・「~が起こらないよう」とは、自分の責任外で自然災害のように
勝手に「起きてしまった」という意味です。
・「検討する」とは、「実行するとは言っていない」という意味です。
・「それに向け」「努力する」とは、「達成するとは言っていない」という意味です。
・「参りたい」「存じます」とは、「そうしたい気持ちが心のなかにはあるけど、
実際に手足を動かすとは言っていない」という意味です。
そして肝心の「再発防止策」は、不明なままです。

意識せずとも、そのような曖昧言葉、腐れ言葉による「保身と責任逃れ」を真の内容(メタメッセージ)とする始末書をもらっても意味はありません。

引用 : 今、押さえておきたい! 社長が知っておくべき「労務リスク」

反省自体には意味がない行為と理解されている今日ですら、このように意味のない反省が横行している状況を認識する必要があります。

仕事のミスで反省文を書かせる職場は改善する必要がある、まとめ

仕事の業務に反省文という効果の低いマネジメント方法を選択している組織は、その他の選択においても効果の低い選択肢を選択している可能性があります。

反省だけの反省文にミスを減少させる効果はありません。

もし上司が、反省文を書かせているのならばその組織や上司のマネジメントが時代遅れになっている可能性があります。

もしあなたが仕事のミスで反省文を書かされている職場に所属していたら、人生の改善のために職場を変える選択を検討するべきかもしれません。

ミス

Posted by pugiemonn