仕事のミスが多い理由は個人の責任ではない、仕組みの問題
仕事のミスが多い場合、大抵個人の責任にされるのではないでしょうか。
しかし、ほとんどの場合仕事のミスは仕組みの問題です。個人の責任ではありません。
いくら注意してもミスは増える
どんなに注意したり意識を高めて効果は限定的です。また、人間の注意力というものは体力に依存します。眠い時や疲れているときはどうしてもミスが多くなります。
そのような場合にミスをしないように注意しようなどという対策は具体性がなく効果が薄いです。
ミスを防止する方法としては、意識を高める教育などを挙げる人がいる。これも不正と同じで、全体としての効果は小さい。また、時間とともに低下するという欠点を持つ。何か事件があった直後は、責任者が注意したり呼びかけるので、より良くやろうと通常よりは意識が高まる。しかし、1ヶ月とか半年とか経過すれば、前の状態に戻ってしまう。加えて、疲れていたり非常に忙しい状況では、どうしても注意が散漫になりやすく、意識が低下しやすい。
引用 : 不正やミスの防止は倫理でなく仕組みで対処
意識を高めるだけというのは、体調や体力が状況により変化する人間にそもそも向いていないマネジメントスタイルです。
ミスが減る仕組みを導入するべき
ミスは仕組みで減らすべきです。例えば、手順をマニュアルにする、良い道具を使い作業を楽にする、作業を自動化するなどが挙げられます。
もし現状のミスが多いならば仕組みが良くないためにミスにつながっていることを疑った方良いです。どういう仕組を導入すればミスが減らせるかを考えた方が、ミスを減らす結果につながるはずです。
ミスが多くても責任はない
ミスが多いならば意識ではなく仕組みであることがおわかりいただけたかと思います。
つまりミスは仕組みの問題なので個人の責任はありません。
もし、上司がミスは部下の責任と言うとしましょう。その場合上司は、部下に責任をなすりつけたいのです。自分で責任を取りたくないだけです。もし本当にミスをした本人の責任の場合は、ミスをする前に「もしこれでミスしたら責任をとってくれ。」と明言しておくでしょう。
責任はないと言ってもミスは防いだほうが良いので、ミスを防ぐには実際にどのような仕組みが良いかを提案、実行していきましょう。
仕事のミスが多い理由は個人の責任ではない、仕組みの問題まとめ
仕事のミスの多くは個人の責任ではありません。いまの仕組みがオカシイと考えましょう。もっと注意すればミスが減るはずなどというマネジメントが行われているとしたら、マネジメントにも問題がありますから、なおさら仕組みの問題を疑ったほうが良いです。
もし、仕事の仕組みがおかしくマネジメントもオカシイような環境でしたら人生を改善するために転職するのも一つの手段でしょう。
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